【輝く瞬間】 2026年 5月

桃山幼稚園 三木 賀子
午後の遊びが終わる頃、「子ども達が石を沢山集めています。どうしましょう?」先生からの報告です。様子を見に行きますと、滑り台の下に沢山の小石がゴロゴロしています。子ども達に聞くと“ピザ窯を作る”とのこと。継続して遊べる場所でしたので、様子を見守ることにしました。フェンスでその場所を守りました。
それから黙々と石を積み重ね、砂を入れて手のひらで形付けています。自分達の基地の様に、入れ替わり立ち替わり関わり続けていました。
雨上がりの朝、メンバーの男児が登園後ピザ窯に直行し、覗き込んでいます。「うーん、いい感じ!雨で土がしまってる。」いい顔で呟いています。湿ることで土に変化が起こることを知っていたのです。
完成には至りませんでしたが、時々その場に集まる子ども達は、至福の時を過ごしていました。石が子ども達にとって魅力ある遊びの素材になり、心を温かくする出来事でした。