活動報告

●第 51 回設置者・園長・教職員研修大会 [教育研究部]

11月 27日(水)15 時半から 17時までホテルグランヴィア京都 にて 47ヵ園 239 名、共同機構関連団体、来賓等 18名の参加を 得て開催。

多才な講師 福尾 野歩 氏による講演「あなたの保育でいいんだよ。」会場を巻き込んでの歌、手遊び、ゲーム、トークによるステージ。

楽しさの中に、子ども達にかかわる大人へのメッセ ージが散りばめられ、一人ひとりに向き合って保育することの大切さをあらためて感じるとともに明日へとつながる活力になった。

●第3回 指導者研究会A [教育研究部]

11月 21日(木)15時から 17時まで、こどもみらい館 3階研 究資料室に於いて、大倉 得史 先生(京都大学大学院人間・環境 学研究科教授 臨床心理士)を講師に迎え開催。12ヵ園 13名 の参加。テーマ「思いやりの起源」について、3 名の先生のエピソ ードを聞き参加者で意見交換を行った。「 思いやり 」 は 言葉で教えるものではなく、子どもが園で安心して過ごせる保育者の養 護的関りと、痛みや悲しみに気づけるような教育的働きかけとが一体になった中で、子ども自身に、友だちのことを思いやろうとする感覚が育ってくることを皆で確認し合った。

●第5回 特別支援教育研究会B [教育研究部]

11月 20日(水)14時半から 17時まで京都市立鳴滝総合支援 学校を訪問。12ヵ園 12名が参加。高等部職業科 1年生の授業 を参観。

明るい雰囲気の教室内では、教師と生徒との対話でのやりとりや、自分の考えをタブレットでまとめるなど、自己表現の 機会を大切にしながら学習課題に取り組まれていた。夢や希望をもって自ら学び、働くこと、生活することに向かう生徒を育てることを学校教育目標とする鳴滝総合支援学校の教育について研究 会顧問 朝野 浩 先生と当副教頭 三嶋 活也 先生から講義を受け、教育課程や学校生活の様子を伺い学びを深めた。

●第5回 特別支援教育研究会A [教育研究部]

11月15日(木)15時から 17時まで、こどもみらい館 4階第1研修室にて 45ヵ園 48名の参加を得て開催。

講師は、中東 朋子 先生( 滋賀大学非常勤講師 )。

テーマを「 実態把握と手だての発見」とし、大きく4つのテーマ「ほめ上手になるために」「短時間でできるケース会議 」「 受講者からのアンートから 」「 絵画を通して発達の道筋を振り返る」に分けて中東先生からお話をいただいた。

絵画については大人の視点から「 上手 」「 下手 」 と 評価するのではなく、その時その時の背景にある子どもの発達を支える ことが大切であることを学んだ。

●第6回 特別支援教育研究会C [教育研究部]

-特別支援教育実践ハンドブック作成グループ-

11月 13日(水)6ヵ園 6名が参加し、朝野 浩 先生(特別支 援研究会顧問)と共に第 6 回特別支援教育研究会Cが行われた。

前回に引き続き「~かも」の項目を考え、経験の浅い先生の気付 きにも繋がる事例や助言を考え合った。

●第27回 全市PTA土曜セミナー [振興対策部] 

 11月9日(土)10時から 12時まで、京都市男女参画センター(ウイングス京都)において、現代美術家 画家 垂谷 知明 氏を講 師にお迎えし「ART × DIALOG 曲線と直線」をテーマに土曜セミナーを開催。

年長児と保護者、22 組 44 名の親子がご参加くださった。親子で1つの作品を完成させるという楽しい実戦形式で行われ、終始、楽しい時間が流れていた。
1枚の真っ白な紙に 親子交互で、色鉛筆で曲線を2本描く→直線を 2本描く→想像(囲まれた空間を何に見えるかイメージし1カ所、色を塗る。)…を対 話しながら何度も繰り返していき、最後は出来上がった作品から 想像を膨らませストーリーを一緒に考える。園生活の身近な体験の話やファンタジーあふれる話など、世界でたった 1つの宝物が 完成した。
垂谷講師は対話の先には創造性、人生の未来があり、未知なるものが生まれる。対話の基本は【伝える・聞く】こと。1 対 1 の対話の感覚は想像を超えたものが出てくる、それは非常に 尊いものであると話されていた。対話が少なくなっている昨今で すが改めて、対話の必要性、温かさ、人との繋がり、理解しよう とする心の大切さを感じる貴重な機会となった。

●第2回 指導者研究会A [教育研究部] 

10月24日(木)15 時から 17時まで、こどもみらい館 4階第2研究室に於いて、大倉得史先生(京都大学大 学院人間・環境学研究科教授 臨床心理士)を講師に迎え開催。

11ヵ園 12名の参加。テーマ「起点となる保育 者との関係」について 3名の先生のエピソードを聞き、参加者で意見交換を行った。

子どもは、思いを受け止め てくれる保育者の存在を実感し安心して園生活を送るようになると、友達に目を向けたり新たなことへ挑戦した り世界が広がっていく。保育者は、常に子どもにっとっての安全基地でありたいと痛感した。

●第51回 音楽研修事業 [振興対策部] 

10月23日(水)に京都市勧業館「みやこめっせ」に て開催。参加園は 59ヵ園、参加園児総数は 1,121 名、教職員 170 名、保護者 112 名。

今回名前が変更されたが、第 1 部「式典」と第 2 部ロケットくれよんさんによる「あそび歌コンサート」と、変わらず楽しい会となっ た。コンサートはもちろん式典でも、京都市長様をはじ め来賓の方々も一緒に体を動かし、ご協力いただいた皆 様のおかげで、京都市内他園のお友達と音楽を通して繋 がれた事を嬉しく思う。

●令和7年度 予算要望書の提出 [総務部] 

10月21日(月) 13時半、会長をはじめ三役で、はぐくみ室 を訪問し、福井はぐくみ局長に「令和 7 年度私立幼稚園予算 要望書」を提出した。

まずは、令和6年度の「特別支援教育 振興補助金」を増額していただいたことに対して感謝を申し上げた。
続いて、令和7年度予算要望書の「重点項目・継続 項目・その他の項目」についてそれぞれ説明をさせていただき、来年度も引き続き予算を検 討していただくようお願いした。

●第5回 特別支援教育研究会C -特別支援教育実践ハンドブック作成グループ- [教育研究部] 

10月16日(水) 6ヵ園 6名が参加し、朝野 浩先生(特別支援研究会顧問)と共に第5回特別支援研究会 Cが 行われた。
前回に引き続き「~かも」の項目を考え、その中で発達症の子どもが多い実情に合わせた記述を追加することも話し合われた。