『かなへび』竹中 践 文/石森 愛彦 絵
かなへびの1年の過ごし方が描かれている絵本です。
絵本の中でかなへびがバッタを見つけ、ぱくっ! と捕まえる時、バッタの驚いている表情に思わずクスッと笑ってしまいました。その後、今度はかなへびが猫に捕まえられそうになり、しっぽが切れてしまいます。
切れたしっぽがくねくねと動いている様子に、子ども達はビックリするのではないでしょうか?この絵本を通して、かなへびや生き物に興味を持つ子が
増えてくれればと思います。
いずみ幼稚園 中川希代子
かなへびの1年の過ごし方が描かれている絵本です。
絵本の中でかなへびがバッタを見つけ、ぱくっ! と捕まえる時、バッタの驚いている表情に思わずクスッと笑ってしまいました。その後、今度はかなへびが猫に捕まえられそうになり、しっぽが切れてしまいます。
切れたしっぽがくねくねと動いている様子に、子ども達はビックリするのではないでしょうか?この絵本を通して、かなへびや生き物に興味を持つ子が
増えてくれればと思います。
いずみ幼稚園 中川希代子
ひとりであそぶんもわるくない。だれもなかまにいれてくれへんし。
淋しさに知らん顔をし、周りに心を閉ざしていた少年ドンドン。
そんなドンドンが出会ったのは、模様が示した人や物の心の声が聞こえる不思議なあめだまでした。知らなかった相手の『思い』にドンドンの心もあめだまのように少しずつ溶けていき…最後に残った透明のあめだまが示す思いとは?読んでいる人の心もするすると溶けていくような透き通ったストーリーと、表情豊かな人形で作られたページがインパクトに残る1冊です。
衣笠幼稚園 坂井麻衣
「まどのむこうのくだものなあに?」で始まるこの絵本。この絵本はたったの一文しかありません。
小さな窓からちらりと見えるくだもの。「どんなくだものがでてくるかな」とワクワクしながら子どもたちの想像の世界が広がります。
なんとこの絵本、裏表紙側から見ることもできるんです!反対側から見るとくだものの実の部分が小さな窓から見えますよ。いろいろな見方ができるこの絵本、子どもたちと一緒に楽しめる一冊です。
小野幼稚園 中西彩香
かなえは、山のみえるまちに、引っ越してきました。
お父さんとお母さんと荷物の整理をしていると、玄関の方から、“とん ことり”と小さな音がしました。
玄関をみるとすみれの花束が届いていました。それから、毎日“とん ことり”と音がして、たんぽぽや手紙が届きました。ある日、また“とん ことり”と音がして、かなえが玄関にいくと女の子を見つけました。
新しい友達との出会い、心が温まるお話です。
浄福寺幼稚園 丸居 安里菜
ありの“ありこ”がおつかいに行きました。遊びながら歩いているとかまきりの“きりお”の足を引っ張ってしまい、きりおに食べられてしまいます。
きりおとお腹の中のありこが喧嘩をしていると、自分の悪口を言われていると勘違いしたむくどりの“むくすけ”がきりおを食べてしまいます。
同じように次々に大きなものに食べられてしまうのです…!
食物連鎖や弱肉強食を連想させながら、最後にはくすっと笑ってしまう可愛いお話です。
東山幼稚園 橋詰里菜
しょうちゃんの家にある日突然やってきた、タコやん!
最初は相手にされないタコやんでしたが、ゲームをさせれば、見事に使いこなす、公園に行けば、サッカーのゴールキーパーとて、大活躍‼︎
次から次へと遊びをこなしていくタコやんの姿はなんとも痛快‼︎
ノタコラ ペタコラ ステテンテン…などのオノマトペも面白く、大人も子どもと一緒にワクワクできる、楽しくて痛快な絵本です。
衣笠幼稚園 草木早知子
雪の降る寒い冬に、ふたつの“ かぶ”を見つけた子ウサギ。ひとつは食べて、もうひとつは、この寒さで食べ物がないでしょう、と心配してロバさんの所に届けに行きます。動物たちが、次から次へと優しさを届けにいく、心があたたかくなる素敵なお話。
人に親切にすると自分に返ってくる。小さな子どもたちにも分かりやすく「親切」の形が見えてくるお話しです。子どもたちにも、この優しさが届くといいなぁと思います。
さくら幼稚園 教諭 吉楽祐子
バルバルさんの床屋に、ある日突然ライオンがやって来て、たてがみを切ってほしいとお願いしました。
バルバルさんは驚きましたが、かっこよく仕上げ、ライオンも大満足!すると次はワニが「髪の毛を生やしてほしい」、羊が「プードルみたいにしてほしい」と、なんだか変なリクエストばかり。一体なぜ動物ばかり来るのでしょうか…?
ユニークな画風で、読み進むうちに絵本の世界に引き込まれます。子どもも大人も楽しめる絵本です。
小野幼稚園 木本 海菜
「バルバルさん」乾 栄里子・文/西村 敏雄・絵/出版社 福音館書店
今日はジャックの初めての発表会。頑張ろう!と思っているのにどきどきモンスターがあらわれます。
何をしても追いかけてくるモンスター。どんどん大きく、黒くなって、ジャックは押しつぶされそうになりました。
子ども達も、担任も、発表会の時はこんな気持ちですよね。読んでいて、どきどきが伝わってきました。モンスターを小さくしたのは、もちろん、ジャックが大好きなあの人!
私も子ども達に伝えたい言葉でした。
アソカ幼稚園 末廣恭子
「ジャックのどきどきモンスター」サム・ズッパルディ 作 ・ 光村教育図書
「おいも おいも さつまいも~」リズミカルな言葉が並んで、読みながら歌っちゃう♪
「うんとこ どっこい よーいしょ」という掛け声でお芋堀り、土の中の虫たちもびっくり仰天な様子が描か
れています。こうして抜けた大きなお芋、小さなお芋は焼き芋に!
焼き芋が焼きあがるまでの時間をわくわくして一緒に待っているような、ページをめくると本当にほくほくいいにおいが感じられるような、お芋堀遠足前にぴったりの絵本です。
幼稚園型認定こども園 聖マリア幼稚園 藤田 真衣